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久しぶりにNHK時代劇ドラマ「風の果て」を見る。
(1ch 20:00~20:45)
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田舎の佐藤浩市が演じる下級武士が、新田開発を進言して、商人資本を入れて成功させ、藩主に認められて、道場仲間である家老職の家に生まれた仲村トオル首席家老の引きもあり出世していく。最後は、首席の息のかかった重職会議の面々の横暴不正に異議を唱えて藩主の前で堂々撃破するという話で、「最後の敵」というタイトルの、藤沢周一ならではの作品であった。

(1)
時代考証も明確で、本人達と奥方達の着る衣装、屋敷の大きさ、貧乏から出世していく様子がよくわかった。
(2)
 下級武士の次男坊三男坊は、少しでも上位の家に、婿入りを果たすことが最大の関心事であり、出世に繋がるということを1・2回で見せていたが、逆玉の腰ということをハッキリと語らせる藤沢時代劇の良さが出ていた。これは、娘しかいない家では、家を続けるためにも出来るだけ優秀な男を求めていたことを語らせていたのであるが、跡取りがいないことから閉門となることは武士の家としては避けたいことであったろう。

 時代劇ながら、封建時代の社会情勢を良く把握している作品になっていると思った。相変わらず妻役の石田ゆりがイイ。存在感在り。
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2007.11.22
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