今日の仕事
  
最近 復元された 日光街道杉戸宿の高札場
  そのうちの 一枚を読んで見ました。

定 一揆 明和七年四月


普段 江戸時代の文字を書かない人の字なのでしょうか、御家流のクセではなく 
  現代人の クセがある字でしたので、 きょう 何とかここまで読めました。

   ととう高札





こんな意味でしょうか、現代文にしてみました・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          定

 何事によらず、宜(よろ)しからぬ事として、百姓らが大勢申し合わせて集団を組んで押しかけることを「徒党(ととう)」という。さらに徒党を組むだけでなくクワや竹槍を持ったりして、強硬にお願い事を要求するのを「強訴(ごうそ)」という。あるいは、みんなで申し合わせて、村方を立ち退いて年貢の負担から逃げ去ることを「逃散(ちょうさん)」という。これらは、前々より御法度(ごはっと=禁止)のことである。左に掲げるようなことが起こりそうなら、自分たちの居る村とか、よその村であるとかに限らず、早々に、その筋の役所へ申し出すべきであり、その御ほうびとしては、 

   「徒党」を組むとの情報を訴えた人に   銀百枚
   「強訴」が計画されていると訴えた人に  銀百枚
   「逃散」が計画されていると訴えた人に  銀百枚

 このように褒美(ほうび)が下され、その程度によっては、百姓には許されていない 刀を差すこと苗字を名のることが許可されることになる。たとえ、いったんは、その計画に参加して仲間となっても、その計画を言いだしたリーダーの名前を申し出ることをすれば、その罪を許されて、御褒美が出る。
 また、右に掲げた類(たぐい)の訴えをする者もなく、村の中で騒ぎ立てる者が出た時には、その者を差し押えたり、徒党に加わらせず、一人も罪人となる者を出さないで、騒ぎを静めた村であるなら、名主や組頭などの村役人であっても、普通の百姓であっても、主役となって取り鎮めたものには 御ほうびの銀を下され、帯刀・苗字も御許しとなるし、それに続いて騒ぎを鎮めるに協力した者がいたのなら、その者たちそれぞれにも 御褒美が与えられることになる。
    (村中のひとりひとりが これらを良く心得て暴動を未然に防ぐように)
    (1770年)
   明和七年四月            奉 行


       このところ わたしは こんな古文書類を読んでいます。


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2016.11.21
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