昨年は 中央大学教授 石井正敏さんが亡くなって、ずいぶんガッカリした。
  これは、また 別の機会に述べるとして、

また、古代史の古田武彦さんが亡くなって 1年たった。
  東北大学の日本思想史を出た 純然たる古代史の文献学者とは言えなかったが、
  私が大学在学時代に、一世を風靡した
  『邪馬台国はなかった-解読された倭人伝の謎-』(1971年、朝日新聞社、のち角川文庫、朝日文庫に収録)で
  それまでの高校教諭を辞めて、日本古代史 邪馬台国・九州王朝などなど新説を 新書本などで売り出し
  空前の古代史ブームの火付け役となった。

  私には 理解出来ないことの多い本の数々であったが、
  同じ高校教諭の職にあったとか、
  彼の父が旧制中学の先生で、赴任先の 福島県喜多方市で、大正15年に生まれている
  共通性があった・・・23年間の開きがあるが。

私が 飯田瑞穂先生の下で、 古代史の文献を読むことに苦労しているときに、
  思想史の考えを取り入れて 飛行した(?)古田史学、
  同じ時期に、パソコンデータをつかっての分析歴史学の安本美典さんの 言い合いをきく程度で終わって
  2人の説は、
  高校での授業で、 新説の紹介程度(?)に 取り上げて、日本史に生徒の興味を持たせることを続けていた。

 その意味では 古田先生にも大変お世話になった。 
  ご冥福を祈ります。





 

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2016.10.20
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