妻が出かけたので、
義母を連れて、病院通いを二つ。

1 耳鼻科医院  
 自分では、耳かきの出来ない人なので、耳垢が溜まる。私達が掃除をしようかというと、素人は怖いというので、医師にお願いしている。
 ここのお医者さんは、楽しみに待っている。看護婦さんに「ホラ来て見てご覧」と言うくらい、大きな耳垢が取れるから、楽しみにしているようだ。
 今日も同じだった。「さあー、綺麗にしよう!」と張り切って始めた。耳内は、モニターTVで、助手だけでなく、本人も付き添いも見ることが出来る。ライブ映像である。産毛にビッシリとこびりついているから、ピンセットで引っ張ると産毛も一緒に抜けるから、義母は「痛い!」と言って歯を食いしばり、目を閉じているから、モニターを見られない。やっと取る。左右とも同じ。
 私達が自分で見る、大きな1mm位の破片とは全く違う耳垢である。長さ20mm茶色のネット状ストローが取り出されたという感じである。綺麗な(?)円筒状である。
 
 「髪のピンで、耳掃除はしているよ」と、言っているが、そうではないことが分かった。もともと恐がりで、耳内を丁寧に掃除できないのだ。 二本の筒を取ってもらって、すっきりしたようである。

これで、先週、「最近、人の言うことが聞き分けにくい。補聴器が悪いのかねえ。」と言うので、補聴器の前に、耳掃除ということで連れてきた甲斐があった。取れて良かった。
 
○先生が言う「これじゃあ、補聴器も奥に入れられなかっただろうに。聞こえにくかっただろうに。」「また、数ヶ月後に来なさい。」
○義母が言う、病院を出て歩きながら「今日は痛かった、乱暴なんだから・・・」と。自分でこまめに取れば、こんな目に遭わなくても良かったのに・・・・・
 鼻くそは自分で取るのに、耳くそは医者にとってもらうという贅沢なおばあさんである。

2 皮膚科医院 
 先月、
 「顔をよく洗っていないので、皮膚がかさついて赤い。顔用石けんでよく洗って薬を付けなさい。弱い薬にしておくので、一本使い切っても効果がないなら、また見てみよう。」と先生に言われて、買ってきた顔用の石けん、薬。
 顔は、季節が暖かくなっても、相変わらず湯沸かしを付けて温水にしてから洗っている。石けんの上を片手で撫でるようにして取り、顔を洗う。
 が、最近はチューブから薬を塗っている様子がないので、「薬は、顔に塗っている?」「付けているよ! 大して効かないようだけど・・・」といつもの蛇足を付けての返事。

 でも、昨日ケアの友人から肌がまだ赤いと言われたらしく、帰ってきて「まだ直っていないの? 見てどう思う。」と、私が聞かれたが、
「毎日、顔洗いをやっているから良くなっているんでしょ。毎回、薬も付けているんだから。」と応えた。
が「そうかな、薬が効かないんじゃないの!」と言うので、通院となった。

 出かける前に「薬をどれくらい塗っているのか、見せて」と私が言ったら、あっちこっちを探し出したが
見つからないようなので「後でイイから、病院へ行くよ。」と出かけた。
 
○先生「だいぶ良くなって来ている。薬は同じものを塗ってください。出しておきます。」
   「ちゃんと、顔を洗っているの? 目やにがひどいよ。」といって、目の周りから、ほほから、目やにを取ってもらった。
 さっきは耳くそ、今度は目くそまで、お医者さんに取ってもらった・・・・・ 贅沢な身分! 
○薬局へ行くときに、本人「大して聞きもしないのに・・・」とイイながら。


  さて、帰宅して、古い薬は捨てて新しいものにしようと、「捨てるから、使っていたのを出して。」と言ったら、また探し出して30分間以上・・・見つからないようで、
 私は、そういえば・・・・と、洗顔後に直ぐに仕えるようにと、洗面台脇の本人の歯ブラシ置き場隣の箱に入れておいたが・・・と思い出して行ってみたら、薬紙袋に大きく「顔用ぬる」と自分でマジックで大書した袋が置いてあった。中を見ると、五分の一程しか使っていない小さな軟膏が出てきた。
 
○義母「あら、どこにあったの。よく見つけるねえ 頭がいいわ。」
○私、「全然、薬は使っていないじゃないの、こんなに残っている。毎日顔を石鹸で洗って毎回、薬を塗っているなんて、いい加減なことを言ってはだめだよ。毎日使っているなら、1か月では、とっくに無くなっているはず。
 そして、薬はどこかと、箪笥の中まで何時間も探すのは、おかしいでしょ。
 そのうえ、使わないでいて、利かない薬なんて、言っちゃあだめだよ。」


 そのあと、小田原へ、耳掃除後の補聴器掃除と、眼鏡をかけたまま寝るので変形している眼鏡の修正をしてもらうため、私の買い物があるからと言って車に乗せて出かけたら、
車内では疲れて寝てしまった。
 薬の捜索に疲れたんだね。

補聴器、眼鏡の点検修理を終えて、「味の民芸」うどん店で昼食。
「エビ天うどん」を勧めたのに、
「鉄鍋すき焼きうどん」を選んだ義母は、
 私が「もうよしなさい。食べすぎだよ。」と、いつもはラーメン一杯でも、三分の一は残すので、声をかけたが、全部食べた。
  薬の捜索に疲れたんだね。
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2010.05.31
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